事業家のあなたに、シンガポールへの教育移住を勧める3つの理由

シンガポール教育移住の画像

「日本で、このまま教育を子供に受けさせている事に不安を感じる。」

「将来、世界の中で生きていくためには、
もっとグロバールな環境で教育を受けさせたほうが良いのではないだろうか?」

そんな事を感じているあなたのために、

今回は、シンガポールへの教育移住がなぜお勧めなのかを、
普通とは少し違った切り口から、ご紹介させて頂きます。

目次

なぜ、シンガポールは教育移住で有名なの?

日本のマスコミで取り上げられることが多い、
シンガポールへの子供(親子)留学や教育移住ですが、
なぜシンガポールが、
日本からの教育目的の移住先として注目されているのでしょうか?

シンガポールはアジア・オセアニア地域のビジネスの中枢です。
その為、世界各国からの駐在員とその家族が多く暮らしています。

そんな駐在員のお子さまの為に、
インターナショナルスクールなどの教育機関が、
かなり以前から整備されてきていました。

また、シンガポール政府は「質の高い教育」
を国家戦略の一つと捉えています。

その為、優秀な教師陣を世界中から集めたり、
教育環境を徹底的に整備したりと
アジアの教育ハブとして、
富裕層の子息の受け入れ先を政府主導で築いてきたのです。

このように、シンガポールには、
グローバルで、質の高い教育を受ける環境が整っているのです。

お勧め理由、その1-高い教育水準

シンガポールは資源を持たない、歴史の浅い小国です。

このシンガポールがわずか50数年の間に、
世界でも有数の経済大国として、
大きな成長を遂げた大きな要因として、
「高い教育水準」を挙げる事が出来ます。

言い方を変えれば、国家を発展させていくためには、
どうしても、教育水準を引き上げる必要があったとも言えます。

世界でも有名な、高い教育水準は
政府の努力によって、築かれたものと言えるかもしれません。

但し、教育水準の高さは公立校だけにとどまりません。
世界中から集まって来る
駐在員の子弟の受け入れ先となる、インター校のレベルも、
公立校同様に、かなり高いです。

シンガポールでは
一部の学校のレベルが高いのではなく、
国全体の学校のレベルが総じて高いのです。

ここで、シンガポールの学生の
学力の高さが分かる2つの事例を紹介します。

PISAではシンガポールが第1位

世界の子どもたちの学力を知る指標として、世界の15歳児童を対象として、
OECDが3年毎に行っている、学習到達度調査(PISA)と言うものがあります。
このPISAで、シンガポールの学生たちは毎回高い点数をはじき出しています。

シンガポールが1位 - OECD PISA学力調査

シンガポールは何故、国際学習到達度調査で世界一位を独占できたのでしょうか?

シンガポールの教育が暗記に重点を置いていると、
日本人の方のコラムで見かけたことがありますが、
PISAの問題をチェックして頂ければ、
暗記重視の教育では
絶対に高得点が取れないことがわかります。

IBディプロマ試験の合格率は、アジアでトップ

また、2013年。
安倍首相が、認定校を2018年頃までに200校までに増やすと宣言し、
日本でも知名度が出来てきた国際バカロレアですが、
シンガポールでは、殆どのインターナショナルスクールが、
このIBのプログラムで、授業を行っています。

下記の表は、2016年11月のIBディプロマの試験結果です。
シンガポールからは22校の学校から1849人が受験しました。

国名 受験者数 合格率 満点獲得者数 平均点数
世界合計 14071 70% 94 29.21
シンガポール 1849 97.32% 57 38.27
オーストラリア 2282 94.07% 32 34.56
ニュージーランド 340 93.17% 2 33.60

アジアの中ではシンガポールが1位
以下、オーストラリア2位、
ニュージーランド3位です。

シンガポールからの受験者の60.6%が満点を獲得しています。

ちなみに、日本からの受験者はわずか97人。
結果は残念ながら、
アジアでは最低の合格率(70%)となっています。

日本のグローバル教育への道のりは、
未だまだ前途多難なようですね。

学生のレベルと言うよりは、
教育機関の指導が不十分なのではないかと推測されます。

学校別の結果ですが、

インター校ではタングリン・トラストが100%の合格率だったようです。
UWCSEA 99%、 カナディアンも98%と高い合格率です。

もちろんシンガポールの
ローカル校だって優秀校ぞろいです。
Hwa Chong International Schoolや
Singapore Sports School 、St Joseph’s Institutionは100%の合格率。

そしてAnglo-Chinese School (Independent)からは、48人の満点合格者が…
ということは、世界中の満点の合格者のうち
半分以上はこの学校からと言うことになります。

シンガポールの学校の水準の高さが、
これでよくおわかりいただけるのでは無いでしょうか?

ちなみにAnglo-Chinese Schoolには、インター校もありますが、
この結果は、Independent校の方です。

お勧め理由、その2-グローバルな教育環境や社会環境

シンガポールは、中華系、マレー系そしてインド系と、
3つの人種から構成される多民族国家です。

また、世界からの駐在員も多く生活する、
コスモポリタンな都市国家でもあります。

国家の公用語は英語と定められており、
学校では英語で授業が行われています。

このようにグローバルな教育環境が自然と整備されているのです。

英語圏への留学では、
中々経験出来ないような事もシンガポールでは経験することが可能です。

もちろん英語だけでは無く、
中国語も身に着けやすい環境です。

お勧め理由、その3
ービジネスや将来に活かせる人脈作りが可能

これは、世界の富裕層が集まってくるシンガポールならではの特徴です。

インター校では、父兄同士の交流がかなり盛んに行われます。

インターにお子さんを通わせている知人の中には、
日本では大富豪と呼ぶにふさわしい人と、知り合いになり、
家族ぐるみの付き合いを通して、
ビジネスにまで発展したという実例もあります。

海外で暮らすには、
周りの環境というのは、実はとても大切です。

国民の平均的な教育水準が高い国で生活を送ることは、
お子さんやご家族にとって、外してはいけないポイントです。

こんな人には、あまりお勧めではない、シンガポールへの教育移住

さて、シンガポールの良いところばかりを挙げてしまったみたいですが、
もちろん良いところばかりではありません。

シンガポールは、不動産価格や車の購入価格がものすごく高い国です。
ある程度、経済的な余裕がなければ快適な暮らしが出来ません。

住宅の家賃が50万円から70万円。
家賃以外の生活費も、東京などの大都市で暮らすのと、同等額が必要です。

お子様の学費も、インタ-に通うとなると、
日本のインター校と同額程度、
あるいはそれ以上の費用がかかります。

*学年にもよりますが、
インター校の授業料は年間円換算で、
年間200万から500万ほどです。

もちろん、学校は公立校。
生活もシンガポールの一般市民の人たちと同じレベルで構わないというのなら、
それ程、費用はかかりません。

それでも、家賃は30万円ぐらいと日本に比べれば高額です。
月に最低でも100万円はかかると見積もっておいた方が安全です。

月に100万円の費用が高いと思われる方は、
やはりシンガポールへの移住はお勧め出来ません。

また、
経済的な理由以外にもお勧め出来ないポイントがあります。
それは、

英語を話せることが手段ではなく、目的になっている方

もちろん、ネイティブのようにきれいな発音で、
よどみ無く英語が話せたら本当に良いですよね。

きれいな発音で英語が話せることは良いことですが、
それが目的と考えていませんか?

英語が話せたり、英語の文章が理解出来ると言うことは、
その能力や知識を使って、世界中の情報を瞬時に取り入れたり、
世界の中で色々な国籍の人々をビジネスを円滑に行って行く、
手段にすぎないのです。

良く、発音が悪くなるので、
シンガポールで英語や中国語を勉強するのは、
お勧め出来ないという意見も聞かれます。

でも、世界の中で
淀みの無い綺麗な発音の英語がそれほど重要視されているかというと、
そんなことはありません。

発音よりも、中身のある会話が出来ることが大切です。

語学留学=英語(あるいは他の言語)が話せるようになる。
ということと、
海外の学校で勉強をするということは、全く異なることを理解して下さい。

特に「英語が話せるようになれば」という希望だけで
シンガポールのインターナショナルスクールなどに入学すると、
下手をしたら英語もろくに話せない結果が待っているかもしれません。

シンガポールのインターナショナルスクールは英語を学ぶところでは無く、
英語を使って、勉強をするところです。

最後はちょっと、偉そうな事を言ってしまいましたが、
移住という大きな決断をするからには、
やはり、しっかりとした目的を見据えて
シンガポールへの敎育移住を考えて頂きたいと思います。

当社ではシンガポールヘ進出される企業の皆様、

また移住をお考えの皆様のサポートをさせて頂いております。

当地での移住をご検討中の方は、

シンガポール移住サーポートのページを

そして、会社設立等については、

シンガポールビジネスサポート

も併せてご覧下さい!

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