シンガポールの公立学校、一部の学年で通学再開!

サーキットブレーカー折り返し地点の5月2日土曜日、
シンガポール政府は、
幾つかの緩和措置を発表しました。

その中には、公立学校に通う生徒に対し、
5月19日からの通学を一部認める発表が含まれています。

 

シンガポールの公立校の現状

5月5日からのサーキットブレイカー4週間の延長に伴い、
通常5月30日から開始されるスクールホリデーが前倒しされ、
公立学校は5月5日からスクールホリデーに入りました。

ただし、このスクールホリデー期間中
進学のための国家試験を控えている受験生達の登校を認め、
実際の教師による対面授業を行うことになりました。

該当する学年は、
小学校6年生にあたるプライマリー6と
大学への進学コースへの受験等を控えた、
セカンダリー4と5年生です。

 

通学時の注意点
対面授業とはいえ、通常の授業とは異なります。
政府は、下記の注意事項を付け加えています。
・生徒、教師ともマスクの着用は必須
・それぞれのグールプは少人数制とし、
教師と生徒の間隔、生徒同士の間隔は十分に安全な間隔を取って授業を行う事

スクールホリデー中の通学は、強制ではありません。
オンラインの授業だけでは不安を感じる生徒など、
希望者のみに行われます。

通学に関して、MOE(シンガポール教育省)の特設ページで、
Q&A形式で父兄からの不安に返答しています。

対面授業再開についての父兄からの質問への返答 (英文)

 

学校は大きな責任を追って再開

新規感染者数が、ここのところ一桁台になることもあるシンガポールですが、
(海外からの出稼ぎ労働者を除いた数です)
やはり、感染に関して心配する父兄も多いと思います。

学校再開以外の規制緩和について、反対する声もあります。

十分な距離を取りながら、子どもたちに指導する教師たちの負担は
平常時より、かなり重いものと想像されます。

それでも、政府が生徒の通学に踏み切ったのには、
きちんとした裏付けと、学校再開の必要性を強く感じたからでしょう。

子どもたちの教育の遅れは、国家にとっても重要事項なのでしょう。

だから、サーキットブレイカー中でも、
通学解禁へと踏み切ったのだと思います。

 

将来を見据えた対策

これからの未来は本当に混沌としています。
今回のコロナ問題が去っても、
また、世界中を震撼させる大きな問題が起こるかもしれません。

そんな時に対応できる人材を育てるため、
教育に力を入れているのではないでしょうか?

今回の通学措置は、
シンガポール政府の強い考えを読み取ることができます。

 

学校とは関係ないけれど、これだけは日本の皆さんに伝えておきたいこと

最後に、今回のタイトルとは、
離れてしまいますが、日本の皆さんに伝えたい事があります。

日本のマスコミではシンガポール政府が
新型コロナウィルスの抑え込みに失敗したとか、
ものすごい勢いで感染者が増えているとか、
出稼ぎの労働者にひどい対応をしているとか、
裏付けの無い、無責任なニュースが流れているようです。

確かに、外国人労働者の寮における爆発的な感染者増加は、
もしかしたら、未然に防ぐことができたかもしれません。

でも、未知のことへの対応には失敗もあるでしょう。

現在シンガポールでは、
労働者の検査を毎日8000人単位で行っています。

これから、その検査数をもっと伸ばして行く予定だそうです。

すべての海外からの労働者は安全な場所に隔離をされ、
生活は保護されています。

多分自国にいるよりずっとずっと安全で快適なはずです。

幸いな事に、
労働者の感染者数もピーク時の半分ぐらいになってきました。

こうやって政府は必死にリカバリーに努めています。

間違えはきっと誰にでもあります。
でもそこから改善策を見つけないことが一番の問題だと思います。

その点シンガポールは間違いを犯したときは、
迅速に改善策を模索し、方向転換をします。

 

最後に、おまけ。

今回ブログを書くに当たって、色々調べていたときに見つけた、
日本とはだいぶ異なる、
シンガポールの各省庁のデジタルコンテンツをご紹介します。

教育省のブログ(英文)
良い意味で、役所が作ったブログっぽくないページです。
子供を持つ父兄が感じる不安や疑問をテーマに取り上げていますが、
硬い感じがしないので、読みやすいです。

なかなか参考になる記事が多いと思うので、
気になる方はチェックしてみてください。

 

保険省コロナウィルスに関する特設ページ(英文)
現在のコロナウィルス感染者の情報を毎日アップデートして伝えてくれます。
感染者の増加や属性の違いなどによって、
ページの構成をかなり頻繁に変えて提供してくれています。

グラフや表を多用しており、とてもわかり易いページです。
英語がそれほどわからなくても直感的にわかるページが多いです。

このページのグラフ等を見ているとシンガポールって、
分析が得意だろうなと思います。

そして、アップデートの頻度が半端ないです。

 


まだ、まだ世界中は混沌としていますが、
アジアを中心に少しづつですが、改善の方向に向かっています。

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