海外で銀行口座を開設したい。あなたらなら香港とシンガポールどちらにする?

シンガポールスカイライン シンガポールの金融
suman76 / Pixabay
シンガポールスカイライン

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やはり日本だけに資産を集中させておくのは心配。

更には、
マイナンバーが銀行の口座にも適用されたら、
口座の中身が全て政府に筒抜けになる。

不正をしているわけでは無いけれど、
自分の口座を覗かれるのは何か嫌な気がする。

それに、万が一システムに不具合があって、
自分の情報が流出したらどうしよう。

そんな事を考えている方が多いのか、
最近、海外の銀行で口座を開設する人が増えているようです。

 

本日は、海外に銀行口座を開設しようと思った時、
香港とシンガポールどちらがオススメかについて、
お話させて頂きます。

 

海外に銀行口座を開設する必要をしっかり考えよう

以前シンガポールで、ある大手の日系旅行社が
「シンガポール銀行口座開設ツアー」なるものを組んだことがあります。
シンガポールの政府系銀行に数十名の日本人が押しかけ、
日本円にして、数十万円を入金したそうです。

この方々は、一体何がしたかったのでしょうか?
記念に海外に口座を持つ?

セミナーや色々なところで、
「海外にも銀行口座を持つべきだ!」
とか宣伝していたのに感化されたのでしょうか?

 

もちろん資産を分散しておくのは、お薦めです。
でも、百万円にも満たない金額を外国に預金して、
一体何のメリットがあるのでしょうか?

シンガポールは日本に比べれば、
利回りの良い金融商品が購入できますし、
キャピタルゲインも非課税です。

でも、一般の銀行口座に預金したら、
金利なんてたかが知れています。
日本円で100万円にも満たない金額であれば
なおさら海外へ預金しておく意味が不明です。

こんな小口の口座を、沢山開設させられて、
銀行も良い迷惑だし、
得したのはきっと手配した業者だけだと思います。

 

こんなことが立て続けにあったからなのか、
それとも何か、他に問題が生じたのか、
現在、シンガポールの銀行の一般窓口では、
銀行の担当者と意思疎通が出来ない人
(英語や中国語が理解できない人)の口座開設は
原則的に不可能となりました。

 

ここで、ブログをお読みの皆様!
「海外に銀行口座開設だ!」と意気込む前に、
自分には何故海外に銀行口座が必要なのか?
そして、その口座を利用して何をしようとしているのか?

をしっかりと考えて見て下さい。

 

 

香港とシンガポールの違い

では、やはり自分には海外の銀行口座が必要だと確信した方は、
この続きを読み進めて下さい。

 

日本から海外の銀行口座を開設しようと考えると、
香港やシンガポールが一番に挙げられます。

もちろんフィリピンやマレーシア、
中にはカンボジアというチョイスもありますが…

現在お持ちの資産を、安全に且つ有効に運用していこうと思うと、
選択肢は、上記の2つの国(地域)に限られてくると思います。

他の国は高利回りですが、同時にハイリスクでもあります。

 

2つの国(地域)の両方に口座をお持ちの方に直接お伺いしたところ、
香港の方がシンガポールより自由度が高いという返答を頂きました。

確かに、ある国から名指しでマネロン国と言われてから、
シンガポールの金融機関の対応は、
以前と比べるとやや厳しくなっている感じがしますが、
実際のところそれほど、大きな違いはないのではと感じます。

 

シンガポールに住んでいる、えこ贔屓も加味されますが、
ある程度規制がある方が、安全なのではないかとも、思ってしまいます。

ただ、金融商品の種類はもしかしたら、
シンガポールより香港の方が豊富にあるかもしれません。
これは私の知っている知識の範囲内なので、
間違っていたら申し訳ありません。

 

 

一時期、
香港のHSBCに口座を開設することが、
日本で何かブームのようになった時期もありますが、

最近では、香港からシンガポールに口座を移す
中国人や日本人の方が増えてきています。

それは一体何故なのでしょうか?

 

シンガポールで銀行口座開設するメリット

まとまったお金を、香港の口座からシンガポールに移す中国人が増えている理由…

 

それは、ズバリ「安心」からだと思います。

彼らにとって、資産運用で大きなリターンを得ることは最優先事項ではありません。
一番大切なことは、安全確実に資産を保有することです。

独立しているとはいえ、
やはり中国の一部である、香港より
シンガポールの方が魅力的なのでしょう。

 

日本はとても平和な国です。
そんな平和な国に生まれて育った私達と、
一日で価値観がひっくり返る様な体験を一生のうちに何度もしてきた中国の人達では、
もしかしたら、嗅覚が異なるのではないでしょうか。

 

香港に口座を持つことを、決して否定はしませんが、
本当に安全に、資産を保有することを希望しているのであれば、
やはり、香港以外の場所にも口座開設を検討した方が良いのではないかと思います。

 

口座開設の際に気をつけること

ここで、シンガポールでの銀行口座開設について、
気をつけたほうが良いことを、お伝えいたします。

巷では、利息がとても良いみたいな宣伝をしている人もいるようですが、
一般の口座の金利は、日本に比べれば確かに少しはマシですが、
決して高金利なわけではありません。

普通預金では、1%を切っています

保険商品を組み込んだ積立式の預金になると、
3%程度の金利で回りますが、
預入の期間が10年以上と長いです。

 

もしご自身が高金利の商品のご購入をご希望であれば、
銀行の担当者に直接、
希望を伝えてお勧めの商品を教えて貰う必要があります。

 

もちろん、各銀行のプライベート・バンキングセクションに預金をすれば、
頻繁に商品購入のお誘いはあるでしょうが、
一般に口座では、そのようなことはあまりありません。

 

シンガポールで、高金利商品を購入する際、
気を付けなくて頂きたいのは、
行員の勧めにしたがって、安易に商品を購入しないことです。

確かに日本と比べれば、7,8%の利回りの期待できる、
投資信託系の商品などもあります。
更には、日本のように損をする確率はかなり低いです。

ただ、中には自分の営業成績やコミッションのことばかりを考えている、
銀行員も多く存在します。

銀行が彼らに課すノルマは、かなりシビアなようです。
なので、彼らはノルマ達成のために自分の身入りの良い商品を勧めて来ます。

また、顧客に直接商品を勧める担当の銀行員が、
金融商品にとても詳しいかと言うと
残念ながら全員がYesとはいい切れません。

ここは、少し自分で頑張って、
彼らが勧める商品を一度、持ち帰り、
ご自身で比較検討することをオススメします。

一度、ひどい担当者に当たった事があります。
彼は保険積立商品しか、勧めてこないのです。

 

*ここで、少し、保険商品について補足させて下さい。
積立式の保険商品が悪いと言っているわけでは、
決してありません。

確かに、日本からおいでになったお客様には、
結構魅力的に映ったようでした。

ただ、商品の特性として、上記でご説明させていただいたように、
預け入れの期間が長いです。

また、資金に余裕があれば
もっと魅力的な商品の購入を検討した方が良いと言うことです。

 

それを、たったひとつの商品だけを勧めると言うのは、
ちょっとおかしいと思いませんか?

何故彼が、1つの商品だけを勧めたかわかりますか?
それは、自分に入るコミッションが他の商品より良いからです。

彼らの多くは、お客様のためと言うよりは、
自分達に入るコミッションの額で
顧客に商品を勧めて来る割合がかなり高いのが実情です。

 

銀行の方からは、一応担当者というのを付けてくれますが、
もしその人としっくりこないようであれば、

直接銀行に出向いて
「◯◯ドル位を運用したいのだけど」といえば
担当者でない人でも、話をしてくれます。

 

その中から、ご自身としっくり行く人を見つければ良いと思います。

ただ、シンガポールに来る期間があまりない場合は、
担当者を変えると言うことは、ちょっとむずかしいですね。

 

もちろん、ファミリーオフィスと呼ばれている、
プライベート金融機関をご利用の場合は、
ほぼ丸投げ状態でも、安心ですが、
それ以外であれば、やはりある程度ご自身でも、
金融商品のことは知っておいたほうが良いと思います。

日本の国家の経済状態は、残念ながら将来益々悪化していくでしょう。
万が一の場合に備えて、やはり資産分散は必須条件だと思います。

 

「海外に銀行口座開設だ!」と意気込む前に、
自分には何故海外に銀行口座が必要なのか?
そして、その口座を利用して何をしようとしているのか?
をまずは、考えて見て下さい。

 

 

最後に当社からのお知らせです。

以前、シンガポールの銀行で個人口座を作るには
のブログ記事をお読みになった読者さんから、
シンガポールの銀行口座開設サポートのご依頼を受けたことがあります。

 

当社でサポートできる、シンガポールに非在住の方の場合、
各銀行のプレミア口座(日本円で約1,600万円程度)以上の口座のサポートのみとなっております。

オフショア等のサポートは現在行っておりませんので、ご了承下さい。

 

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