「シンガポールのインターナショナル・スクールと移住についてのセミナー」のお知らせ
「シンガポールへの母子留学を検討中の方 」
「ご家族でシンガポールに移住を検討中の方」
へお知らせです。
2004年から、シンガポールで日本人の移住サポートを行ってきた
「シンガポール移住サポートのYHF PTE.LTD.」では、
日本在住のお客様のご要望にお答えし
「シンガポール インターナショナルスクール説明会」を
2020年2月21日(金)に東京で開催いたします。
詳しい内容をお知りになりたい方は、下記のページをご覧ください。
シンガポールのインターナショナル・スクールと移住についてのセミナー
前回のブログでは、シンガポールへの教育移住のメリットについてお話させて頂きました。
今回は、シンガポールへの教育移住、
デメリットについてお話させて頂きます。
シンガポールに教育移住するデメリットって何でしょう。
同じ事柄でもある人にとっては、デメリット。
でも、他の人にとってはメリットになるという事もたくさんあります。
ここでは、なるべく一般的にデメリットを言われていることを取り上げてみたいと思います。
デメリットその1ー住宅費やオフィスの賃貸料が高い
よく、色々なところで、シンガポールは物価が高いという言葉を耳にします。
確かに他の東南アジア諸国に比べて物価は高いものの、
生活必需品や公共料金等に関しては、日本と比べてもそれほど高いとは感じません。
但し、不動産に限っては、賃貸・分譲とも東京の一等地以上の金額です。
中心地周辺で、3LDKの物件に住もうとすると、
日本円に換算して最低でも50万円程度の予算は必要です。
オフィスの賃料も同様、
中心地ではたとえ、40平米程度の小さなオフィスでも、
20万円程度の出費は必要です。
*そもそも、シンガポールにはサービスオフィス以外、
小さなオフィスというものがあまりありません。
サービスオフィスって一体何?という方は、こちらをご覧ください。
予算があまりない方にとっては、シンガポールはやはり、
ハードルの高い移住先を言えるでしょう。
ただ、十分な収入があって、日本の高い税率に不満を持っている方とっては、
シンガポールの物価の高さは、デメリットとは、感じないでしょう。
デメリットその2ー外国語の発音が心配
シンガポールの英語は、「シングリッシュ」と呼ばれ、
独特の発音と英語にはない言い回しがあります。
シンガポール人と親しくなればなるほど、
英語がこの「シングリッシュ」に近づいていきます。
また、多くの華人(シンガポールの中華系の人々)が話す中国語も、
大陸や台湾のそれとは異なり、独特の発音があります。
お子様に、英語や中国語のきちんとした発音を身につけさせたいと思っている方にとっては、
シンガポールは、少々不人気。
ただ、正確な発音って一体なんでしょうか?
語学って、手段であって目的ではないはずです。
他の国々の人と、十分なコミュニケーションが取れるのであれば、
それほど正確な発音にこだわる必要は無いと思います。
確かに、きれいな発音=耳に心地よいですけれど…
蛇足になりますが、私がロンドンに住んでいる時、
近所のコミュニティー・センターで中国語とフランス語をほんの少しだけ習いました。
どちらの先生の発音も、私が聞いても「???」という物でした。
なんせ、フランス語の先生は、カリビアンの黒い人でしたから!
でも、立派に先生してるし!
もちろん、シンガポールのインターナショナル・スクールの先生は
Nativeなので、その点発音の心配はそれほどありません。
「発音が心配」というデメリットは、
どうしても、きれいな発音にこだわる方以外には、
それほど大きな問題ではないと思います。
▶ シングリッシュとは?
ウィキペディアでも紹介されているんですね。
ちょっとびっくりでした!
デメリットその3ー日本人らしさが無くなる?
外国の教育方法は、日本と全く異なります。
多くの国が、「個」というものを大切にします。
これは日本人にとっては、苦手な事です。
日本の教育では、
どちらかというと横一列に平均的に並ぶのをよしとする傾向があります。
一つの科目が突出してできる生徒よりも、
平均的に良い点数を取る生徒の方が、評価が高かったりします。
グーロバルな教育を、目指すのであれば、
これは大切な事なんですけれどね。
そんな環境から、一転して個人主義を尊ぶ環境に。
そして、一芸に秀でている方が良しとされる環境へ、
日本人のお子さんが突然放り込まれると、
最初はとても戸惑う事になります。
中には、適応できないお子さんも出てくる。
このあたりは、家庭でのお子さんへの接し方が大切です。
特に、
数年間の外国での教育を終え、
日本に戻って、日本の教育環境に戻ると、
周りの日本人からは、
やはりちょっと浮いた存在になってしまうと思うのです。
それまで出した個性を無理やり閉じ込めてしまうお子さんだっています。
良かれと思って、選択した海外での教育が裏目に出てします。
これでは、本末転倒です。
海外への教育移住がお子様に与えるメリット、デメリットをしっかり考えましょう。
海外への教育移住は、メリットも図り知れない反面、
簡単な気持ちで実行してしまうと、
大きなデメリットと直面してしまう危険性も孕んでいます。
実際にシンガポールに来たものの、お子様が環境に慣れることが出来ずに
一年も経たない間に、日本へ戻ってしまった例もあります。
物事は必ず、良い面と悪い面両持ち合わせています。
どちらか一方の情報収集に偏らず、
ニュートラルな立場で、教育移住をとらえることが大切です。
当社ではシンガポールヘ進出される企業の皆様、
また移住をお考えの皆様のサポートをさせて頂いております。
当地での移住をご検討中の方は、
シンガポール移住サーポートのページを
そして、会社設立等については、