シンガポールの就労許可(WP)がQRコード付きに変更されます。

niekverlaan / Pixabay

シンガポールの労働省(MOM)から9月5日に下記のような発表がありました。

New Work Pass card and SGWorkPass mobile app for easier checking for Work Pass status

内容を、要約します。

MOMは、現在のWP(ワークパス)をQRコード付きのものに変更。
それに伴い、無料の携帯アプリを
アンドロイドとiPhoneで提供するそうです。

このアプリから、雇用者やワークパス保有者、
そしてそれ以外のステークホルダーが、
パスのステータスを携帯からチェック出来るようになります。

まずは、港湾関係、そして建設業のワークパスが、
QRコード付きに変更になります。
その後、順次他の業種のWPも切り替えが行われるようです。

現在、旧式のワークパスを保有している労働者に関しては、
引き続き旧式のものを使用し、
新更新時にQRコード付きのパスに切り替わります。

本来、ワークパスと言うのは、
建設・港湾作業員、メイドなどに支給される、ワークパーミット。
そして、SパスやEパスの総称を指して使われる名称ですが、
今回、MOMから発表された内容を読む限り、
ワークパーミット保持者に関してのみ適用されるようです。

*2018年度より、EPもすべてQRコード付きのものへ切り替えられています。

SGWorkPassとは一体どんなものでしょう?

ちなみに、こちらのアプリは

SGWorkPass

からダウンロード出来きます。

アプリはこんな感じ!

WPアプリ、シンガポール

MOMのサイトより

アプリの使い方も、図解入りで解りやすく書いてあります。

なんか、とってもシンガポールぽい感じがします。

なぜ、WPにQRコードを付帯させたのか?

今回なぜ、このように新しい形式の就労許可証に切り替えたのか?
スマホアプリの開発等で、結構な費用がかかっているはずです。

その理由は、下記の説明にあります。

新しいWPは、就労許可書(WP)保有者のステータスを
正確に且つ手軽に確認することが出来るようになります。

A more reliable and convenient way to check status of work passes

現状では、WP所有者の許可書の有効期限を調べるのは、
許可書に書かれている有効期限に頼っているのが現状です。

ところが、この有効期限は、
許可書が与えられた時点で設定されたもので、
期限内でも雇用主は雇用者を解雇することが出来ます。

その為、有効期限は決して100%信頼のおけるものではありません。

例えば、何か問題を起こして会社をクビになった従業員が
(あるいは雇用先から無断で逃亡?してしまったり。。。)
既にキャンセルになっている証明書を、不正使用することも可能だったわけです。

もちろんMOMに問合せをすれば、
正しいデータはあるでしょうが、
そこまでせずに、証明書の内容だけで判断するケースが多いのではないでしょうか。

もしかしたら、身分証明の不正使用とかが、
多くなっているのかもしれません。
そのあたりに関しては、MOMは特に触れていませんが…

しかし、オンライン上(しかも携帯から)全てが管理できてしまうって、
ちょっとすごい感じがします。

やはりシンガポールは、国が狭いだけあって、
ITによる新しいシステムの構築は早いですね。

このQRコード付きのパスは、9月15日から実施されるそうです。
流石シンガポール、発表から実施までの期間が半端なく短いです。

もしかしたら、WPの完全移行が完了したら、
SパスやEPにもQRコードが付帯されるようになるかもしれません。

*2018年移行済みです。


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