これからシンガポールに住む人へお知らせしたい、コンドミニアム8つのビックリ 

シンガポールコンドミニアム

日本からシンガポールに”駐在”あるいは”移住”される場合、
ほとんどの人が住むことになる、コンドミニアムと呼ばれる集合高級住宅。

本日は、そのコンドミニアムと日本の住宅との
大きな違いについてお話しさせて頂きます。

違いと言ってもちょっぴりトリビア的な、
日本のマスコミでは、あまり取り上げない小さな事象。

ただし生活する上では、結構大事なことについてです。

なぜ日本の住宅とシンガポールの住宅、沢山の違いがあるのでしょう?

シンガポールでコンドミニアムと呼ばれている高級集合住宅は、
見かけはとっても立派です。

プールやジムは標準で付帯していますし、(もちろん使用料はかかりません)。
一部の商業施設と併設して建てられてる物件を除き、駐車場も無料。
でも、実際に生活を始めると、
日本と比べて不便なことが驚くほど沢山出てきます。

住んで便利な物件というよりは、
見た目が豪華であればよい。という、
シンガポーリアンというか、
中華系の独特の価値観がすごく反映されている気がします。
そもそも何をもって便利とするのかが、日本人の感覚と違うのかもしれません。

それでも、お隣のマレーシアや近隣の国々の高級コンドミニアムと比べると、
まだまだシンガポールの方が優れているようです。

では、ひとつずつ見ていきましょう!

1.キッチンの排水口にびっくり!

日本の住宅との違いの多くは、水回りに集中しています。
家庭では、料理をあまりしない文化が反映されているのでしょうか?
日本人からすると、シンガポールのキッチンは決して使いやすいものではありません。

料理を頻繁にする奥様にとって、
一番びっくりするのは排水口の大きさと
そのチープな構造ではないでしょうか?

画像をご覧ください。

Sink
左から、日本の排水口。シンガポールの排水口、シンガポールの排水口の上部?となります。

シンガポールのものは、一般家庭のものでは無く、
高級住宅に標準として装備されているものです。

月の家賃が70万円ぐらいするコンドミニアムでも、
こんな感じの排水口が付いています。

ごみを受け取る部分は下にはありません。
かろうじて上部でキャッチできることはできますが、
私の知っている限りのシンガポール人は相当大きなものでない限り、
無理やり押し込んで流してしまいます(笑!

だからシンガポールは排水口の目詰まりが多いです。

頻繁に料理をする日本人にとっては、すごくストレスがたまる排水口ですね。

でも、この画像を探している時に気が付きました。
これってシンガポールだけではなく、
イギリスなど、多くの国でも標準仕様のようです。
画像はシンガポールのサイトから探したわけではありませんから。

どうやら、日本の排水口が別格に便利に作られているようです。

2.換気扇が吸い込みません! 実はそれ、換気扇ではないのです。

こちらも日本から、シンガポールにいらした方がびっくりする代表的なもの。
換気扇のように見えて、換気扇ではない代物です。

一体何のことを言っているのか、わかりませんよね。
では、まず画像からご覧ください。

Cookerhood

クッカーフード-1

cooker hood2

クッカーフード-2

 

 

 

 

この二つの換気扇もどき、シンガポールでは、”cooker hood”と呼びます。
見かけはお洒落な換気扇。

でも、これって吸い上げた空気を、どこから排出するかわかりますか?

答えは矢印で示したところです。
1の方は、分かりやすいのですが、2は別方向から見たら、
上部にダクトがあるとだまされやすいですよね。
でも、残念。
一度吸いこまれた空気はで囲ったところから出てきます。

日本のようにダクトを通じて、煙が外に排出されるわけではありません。

じゃあ、なんのためのフードなのでしょう?
シンガポーリアンに言わせると、油を吸い取ってくれるものらしいです。

においは一旦は吸い込んでも、再び出てきてしまうので、
料理するときはキッチンの窓全開という
日本人のご家庭も多いのではないでしょうか?

3.キッチンにはエアコンがありません!

ほぼ、赤道直下に位置するシンガポール。
熱帯性モンスーン気候に属し、年間平均気温はほぼ一定の26度から27度。
しかも高温多湿です。

そんな暑いシンガポールにもかかわらず、
キッチンにエアコンが標準で装備されているコンドミニアムは、
一部の高級物件に限られています。

換気扇もなければエアコンもない!
これは、家で凝った料理を作るのは止めましょうという事なのでしょうか?

4.これは便利!ごみは何でもこの中に。ーダストシュート

ここで日本人にはとっても嬉しい、シンガポールならではのポジティブ・ポイントのご紹介です。
rubbish chute

コンドミニアム各戸(物件によっては各階に一つ)に、
上記画像のようなダストシュートが設置されています。
この中に、家庭から出たごみは全て捨ててしまってかまわないのです。

日本のように仕分けする必要は全くありません。
ごみ収集日を気にする必要もありません。
ごみがでたらその場でシュートに捨てるだけです。
家の中に生ごみをためておくこともないので、とても助かります。

但し、このダストシュート。2点ほど欠点があります。
それは、各戸のシュートがダクトを共有していることです。
上の階で瓶や缶をそのまま捨てると、階下まで音がすることもあります。

途中でごみが詰まったりする問題も、たまに発生します。
まあ、みんながモラルのある使い方をしていれば、
上記の問題はそれほど深刻ではありません。

もう一つの問題は深刻です。
ダクト自体が汚れているとゴキブリのたまり場所になってしまいます。
特に、低層階の物件で家の中にダストシュートがあるお宅は、
上階よりもゴキブリのたまり場所になる確率が高いです。
扉の内側にゴキブリよけの策を施すなどした方が賢明です。

5.ドライヤーが浴室内で使えない?

シンガポールの浴室は、
トイレ、洗面所、バスタブ、あるいはシャワーが一つの部屋に
一緒になっているホテルのような作りのものがほとんどです。
洗面台は、バスタブあるいはシャワーブースのすぐ横に設置されていることが多いです。

電圧が、200Vから230Vと高圧の為、
安全性を考慮してか、湿気が溜まりやすい浴室には電源が設置されていません。

以前は、画像のような壁付けタイプのドライヤー設置されているコンドミニアムを見かけましたが、ホースが破損するとそのまま放置されることが多いのか、
最近はあまり、見かけることがなくなりましました。
dryer

日本に住んでいる時に、ドライヤーを浴室の洗面台で使用していた方などは、
シンガポールの、浴室の構造に不便を感じることがあるかもしれません。

6.給湯は電気がメインです。ガス給湯器は少数派

オール電化が進んだ日本でも、電気の給湯器のシェアが多くなってきているとは思いますが、シンガポールでは、給湯=電気という考えが以前から主流を占めています。
ガスの給湯器が設置されているコンドミニアムは、かなりの少数派です。

water heater

 

電気の給湯器は画像のようなタイプです。
通常は天井などに収められていて、外からは見えません。
天井に収まるからには、それほど大きくありません。
という事は、バスタブを湯を貯めるのには十分な給湯量がないという事です。

一年中熱帯のシンガポールでは、バスタブにつかるという習慣がありません。
お湯のシャワーすら使わないシンガポール人も多いです。
彼らにとっては十分な給湯量でも、浴槽にたっぷりお湯を張りたい日本人にとっては心もとないキャパシティーの給湯器です。

また、給湯器(当地ではウォーターヒーターと呼びます)のスイッチを24時間オンにしておくと、オーバーフローを起こす危険性があります。
使用後はこまめにスイッチをオフにしておくようにとよく言われますが、そうなると、使用する前にお湯が沸くまで、5分から10分程度待たなくてはいけません。
これも慣れるまでは、少し不便だと思います。

7.日本の3倍はある?ー大きくて重い電源プラグ。

シンガポールの電気の差込口は、イギリスと同じ三つ穴タイプ。
上部がヒューズにあたります。

差込口が日本と比べてとっても大きいです。
もちろん、使用する電源プラグも日本の5倍ぐらいはありそうです。

通常のソケットと電源プラグの画像です。
socket

そしてややこしいのが、違う形状の電源プラグの電化製品もあったりする事です。

PLUG

差し込み口が三口なのに、電化製品は二股、どうやって使ったらよいのでしょうか?
こんなプラグの為に下記のような(A)延長コードも販売されています。

SOCKET
でも、もっと簡単に使う方法は、Bを利用して差込口の上部をカバーしてしまうのです。

とにかく重いし、大きいし、場所をとるシンガポールの電気プラグです。

8.靴は一体どこで脱げばよいのでしょうか?-玄関の扉は内開きです。

door

上の画像が一般的なシンガポールのコンドミニアムの玄関(中からみた図)になります。
日本と違って靴を脱ぐ場所はありません。

しかも扉が内側に開くので、扉の開く広さは空間を確保しておけなければなりません。
日本人にとっては、何とも無駄な作りであります。

これは西洋の靴を脱がない住宅のデザインをそのまま持ち込んだものと思われますが、
靴を脱ぐ習慣のある日本人にとっては、無駄な空間というだけでなく、とても不便な作りです。

シンガポール人は外で靴を脱いで、そのまま外に置きっぱなし(靴を盗む人はまず、いないので)あるいは、適当なところまで靴で入って、適当なところで脱いでおくという人もいます。

まあ、適当なんですね。そのあたり。

本日は、シンガポールの住宅の「?」という事柄を中心にご紹介させて頂きました。
こうやって見ていくと、本当に日本の住宅ってよくできていますね。
良く出来すぎていて、海外で暮らすと苦労が多くて大変です。

でも、海外で暮らすには、
不便なことに一々イライラしないで、うまく付き合っていくことも大切だと思います。

シンガポールの住宅に関しては、
▶ シンガポールのサービスアパートメントとコンドミニアムの違い
▶ 新規進出企業の為のシンガポールの家賃相場-住宅編
も併せてご覧ください。

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