目的別・予算別で選ぶシンガポールのレンタルオフィス9選 

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今回は、シンガポールでレンタルオフィスをお探しのあなたの為に、
レンタル(サービス)オフィスの特徴や
賃貸の際に、気を付け無ければいけない事を含めながら、
主なレンタルオフィスをご紹介いたします。

シンガポールで新しく事業を始める。
あるいは、日本からシンガポールに進出して事業展開を行う。
どちらにしても、会社設立と平行して、
現地での、オフィス探しの準備を始めなければいけません。

特に不動産価格が高額なシンガポールでは、
オフィスを借りるという事は
かなり大きな出費を伴う事になります。

会社の設立時には、できるだけ経費を抑えたいもの。

オフィス賃貸費用やオフィスの内装費用などは、
特に金額が大きいので、悩ましいですね。

そんな企業や個人事業主様のニーズに合っているのが、
一般のオフィスではなく、
サービスオフィスをレンタルするという選択です。

目次

シンガポールのサービス(レンタル)オフィスの特徴

日本では、一般的にレンタルオフィスと呼ばれている物件を、
シンガポールではサービスオフィスと呼んでいます。

サービスオフィスとは、机や椅子、
そしてインターネットや電話回線などのインフラもあらかじめ用意されている、
スタートアップ企業には、最適のオフィス空間です。

オフィス街のビルのワンフロアを、比較的小さなオフィス空間に分けて
会議室や打ち合わせ室、そして休息用のパントリーエリアなどを共有。

個人のオフィスのプライバシーを守りつつ、
個別に必要ではないものは、
他のテナントと共有するスタイルのオフィスです。

シンガポールのサービスオフィスは、
一般的に、日本のレンタルオフィスと比べると、
やや、高級感がある物件が多いのが特徴です。

また、シンガポール以外に支店を持つ、大手サービスオフィス会社の場合、
他の国でも、サービスオフィスの利用ができるサービスを提供してる会社もあります。

日本のスタイルをそのまま取り入れた、
日系のレンタルオフィスも、最近は増えています。
日本と同じスタイルのオフィス環境で働きたいという方には、
こちらもお勧めです。

エグゼクティブ仕様の高級オフィスから、
ベンチャー向けの、コーワーキングスペースを提供する企業まで、
選択肢は豊富なので、
用途や好みに応じて選んでみてはいかがでしょうか。

シンガポールでサービス(レンタル)オフィスを借りる時に注意しなければいけない事

スタートアップ時にはとても便利な、サービスオフィスですが、
オフィスを借りた後に問題が起こらないよう、
賃貸する場合に少しだけ気を付けて頂きたい点があります。

それぞれのサービスオフィスの特徴を予め知っておく

サービスオフィスと一口に言っても、
それぞれのサービスオフィスで提供するサービスと
その料金は異なってきます。

例えば会議室の利用に関して、A社では月に一定の時間はサービスの一部として、
無料で使用できると仮定します。
でも、B社の場合は会議室使用は有料です。
但し、B社の場合は、常に無料で使用することのできるオープンスペースが
ミーティングエリアとなっており、簡単な面談はそこですべて済ますことができます。

毎月決まった時間に、きちんとした会議室の利用が必要だけれど、
普段の来客はほとんどないような業務体系の企業にとっては、
A社のオフィスの方が適していますね。

反対に、常に他社との簡単な面談の必要がある企業にとっては、
B社のオフィスが向いているというような場合があります。

このように、
それぞれのオフィスの特徴を予め知っておく事は、
経費を削減したり、使い勝手の良いオフィスの選択の為には、
大変重要となってきます。

見積もりに含まれている価格を細かくチェックする

インターネットや電話回線の利用などをオプション料金としている、
サービスオフィスも多いです。

また、今までのサービスオフィスでは徴収することの無かった、
撤去の際の原状回復のための料金などを請求するオフィスも最近は出てきました。

契約書や見積書が英語の為、追加料金に関しては、
つい見逃しがちになってしまう事が多いようです。

各種サービスは、パッケージ料金に含まれているのか?
それともオプションとなっているのかを、
契約前にきちんと把握しておきましょう。

シンガポールの場合、商業物件の賃貸については、
原則として中途解約は認められておりません。

オフィスの賃貸期間や、オフィスで働く人数など、
不確定要素が多い場合は、いきなり1年単位などの契約をせずに、
はじめは短い期間賃貸してみて、様子を見る事も可能です。

シンガポールでは、
一部の日系のサービスオフィスを除き、殆どのサービスオフィスは、
1か月からの短期貸し出しを行っております。

目的別・予算別、シンガポールレンタルオフィス9選

それではこちらで、用途別・予算別のサービスオフィスをご紹介させて頂きます。
ご自身の会社の用途に合った、オフィスを見つけてください。

1.一等地のステータスがあるビルで、高級感のあるオフィスを希望

会社の業務柄、絶対に住所は一等地のビルにしたい。
秘書業務をきちんと行ってくれるオフィスが必要。
そして、会議室や、オフィスの個室にも高級感をお求めの方には、
下記のサービスオフィスをお勧めします

サーブコーブ

世界中にオフィス網を持つ、サーブコープ。

実は、サービスオフィスという形態を作ったのが、
このサーブコープです。
シンガポールには、中心地のオフィス街の有名ビルを中心に、
6つのサービスオフィスを展開中です。

世界中に出張の多い方、
そして、オフィスに高級感や重厚さをお求めの方には、
サーブコープがお勧めです。

登記住所の利用などの、バーチャルオフィスのサービスも提供しています。
海外やシンガポール島内の他のオフィスの利用も可能です。

ザ・エグゼクティブセンター

1994年に香港で設立された、エグゼクティブセンター。

シンガポールには、1997年に進出してきました。
現在はアジアを中心に、24都市90以上のオフィスを展開中です。

サーキュラーロードのコーワーキングスペースも含めて、
現在5つのオフィスを展開しています。

日本にも、東京に4つのオフィスがあります。

バーチャルオフィスのサービスも提供しています。

2.シンガポール以外の国でも、同じオフィスを利用したい

日本やシンガポール以外の海外での出張先でも、
同じレンタルオフィスのサービスを受けたいときは、下記のオフィスがお勧めです。

リージャス

日本でもおなじみのリージャス。

シンガポール島内だけでも、なんと31のオフィスを展開中です。

実は、アメブロで有名なサイバーエージェントも、
シンガポール法人は、ここの住所を使用しています。

部屋が固定されていない、
フリーアドレス制の部屋が多いので、
シンガポールでじっくりビジネスというよりは、
各国を飛び回っている人向きかもしれません。

3.費用はある程度抑えたい。でも、ある一定の高級感は必要

オフィス環境にそれほどの高級感を求めはしないけれど、
一等地の住所で、そこそこの高級感を求めるのであれば、
下記のオフィスがお勧めです。

コンパスオフィス

香港で2009年にオープンした、コンパスオフィス、
現在シンガポールには、2つのオフィスがあります。

清潔感のあるオフィスは、どちらかというと、モダンなタイプで、
欧米やアジアのベンチャー企業には人気のようです。

参考料金:二人用オフィススペース S$2,000~ (2017年2月現在)

ジャストオフィス

シンガポールでは、ラッフルズプレイスに4オフィス、
郊外のジュロン・イーストで1オフィスを展開中です。
海外は上海に、二つのオフィスがあります。

以前は通常のサービスオフィスのサービスのみを提供していましたが、
現在は、バーチャルオフィスや、コーワーキングスペースにも
力を入れている様子です。

なんとLineシンガポールは、
こちらのコーワーキングスペースを利用している模様。

4.利便性も重視したいが、やはり予算が最優先

今までは、サービスオフィス=便利だけれど一般のオフィスに比べてかなり割高
というイメージがシンガポールでは強かったのですが、
海外からのベンチャー企業や個人事業主のシンガポール進出が進み、
コストを抑えたサービスオフィスがあちこちで誕生しています。

ここではお手軽な予算で、きちんとした個室空間を確保できる、
代表的なものを3つご紹介させて頂きます。

コーポレートサービスオフィス

ラッフルズ・プレイス駅周辺と、
オーチャードエリアにそれぞれ2つのオフィスを構えています。
シンガポールのサービスオフィスの中では、
比較的安価な別件を提供しています。

予算はあまり出したくないけれど、
やはり便利な場所にオフィスを構えたいという人にはお勧めです。

ヴァーチャルオフィスの提供もしています。

CENTENNIAL BUSINESS SUITES 

シンガポールに4オフィス、マレーシアとインドネシアにそれぞれひとつづつオフィスがあります。
シンガポールでは、比較的築年数の古いビルを使用しているため、価格的には安めですが、
部屋の中はきちんとリノベーションが済んでいるので、問題はありません。

バーチャルオフィス、コーワーキングスペースもあります。

参考料金:二人用オフィススペース S$1,600~ (2017年2月現在)

ここまで、ご紹介させて頂いた物件は、
どれもシンガポールで10年以上の歴史がある物件です。
最近は、サービスオフィスの人気が高まり、
数多くのオフィスが誕生しています。

中には突然閉鎖というオフィスもあります。
そんな事態を避ける為には、ある程度の歴史のあるオフィスをお勧めいたします。

また、各オフィスの価格ですが、
オフィスの稼働率によって価格の変化が激しい為に、
今回は、全てのオフィスの価格をご紹介させて頂いてはおりません。

それぞれのオフィスには、リンクを貼っておきましたので、
メール等でお尋ねください。

5.日本からの来客も多いので、どうしても日本語での対応が必要

最後に、やはりオフィスでは日本が使えなくては不便と思っているあなたに朗報です。

シンガポールには、日本企業が経営している、
日本人の為のサービスオフィスがあります。

同等のサービスを提供している他社と比べると、
やや高めの価格設定ですが、
日本と同じサービスをどうしてもお望みの方は、
こちらのサービスもご検討されてはいかがでしょうか。

クロスコープ

シンガポールの他、ジャカルタ、デリー、マニラ、ホーチミン、バンコクと
アジアの発展目覚ましい各地域にオフィスを構えています。

日系企業がスタートアップの際に利用する場合が多いようです。
コアワーキングスペースやバーチャルオフィスのサービスも提供しています。

まとめ

シンガポールのサービスオフィス、いかがでしたが?
ご参考になれば幸いです。

当社でも、3か月以上入居をご希望のお客様の場合に限り
サービスオフィスのご紹介を、無料でさせて頂いております。

シンガポールでの、ビジネスをご検討中のあなたには、
▶ シンガポールに法人を設立する事のメリット 

▶ シンガポール会社設立の手順をステップ・バイ・ステップで分かり易くご説明
もお勧めです。


当社ではシンガポールヘ進出される企業の皆様、

また移住をお考えの皆様のサポートをさせて頂いております。

当地での移住をご検討中の方は、

シンガポール移住サーポートのページを

そして、会社設立等については、

シンガポールビジネスサポート

も併せてご覧下さい!

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